今回は、タイムマネジメントなど働く子育て世代の方に役立つ知識について教えてくださるキャリアコンサルタントの中元寺ゆかりさんにお話を伺いました。

約30年間の再就職支援会社での再就職支援業務の経験を生かして、多方面で就職支援の講師をされている中元寺さん。ご自身はすでに成人されている2人のママであり、最近、3人目のお孫さんが生まれた“ばぁば”でもあります。
中元寺さんが出産された当時は育休がなく、4週/6週の産休のみで、復帰後は周りのサポートを受けながら幼稚園に通わせ、勤務を続けてこられました。
「子どもたちが心身ともに健全だったおかげで仕事を続けることができました。そして何より、主人のサポートと仕事への理解に感謝しています」
多忙な日々を送る中、子どもたちに向き合う時間が限られていたため、とにかく会話を大事にしていたそう。
「料理、洗濯などの家事をしながら。朝起きてから。夜寝る前…。子どもたちとの会話を常に意識していました。内容は他愛のないことなんです。たとえば、料理中に『にんじんは小さく切ったから食べてね~』とか。つぶやくように話しかけていました」
「学校はどう?」といった単刀直入の質問は避けていたという中元寺さん。子どもたちの小さな変化を見逃さないよう気をつけていました。
「好きな食べ物なのに食べないなど、子どものSOSは何かの変化となって表れます。それを見逃さないように、忙しいながらも目を配っていましたね」
そんな中元寺さんは、仕事においてはこれまで約1,500名の面接や約3,700名の個別キャリアコンサルティング、約300回の講座・講話の経験を持つ就職支援のエキスパートです。大事にしている言葉は「打つ手は無限」。チャレンジに不可能はないと言います。
「難しい場面に出くわしても、何か解決策があるはずとあきらめません。調べて、人に聞いて、どこまでも探ります。そして、解決できることは最短で行うことが大事。寄り添いながら支援します」
そんな中元寺さんのコラムが4つありますのでぜひ御覧ください。
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◆タイムマネジメント(コラム)